新規事業は実現して意味が生まれ、継続して価値が生まれる

こんにちは、SOCIAL JAM SESSIONの山本です。
今回は、私の過去のキャリアを簡単にご紹介しながら、SOCIAL JAM SESSIONで皆様に提供したい価値をお話させていただきます。

新規事業開発をキャリアとして志した20代

私が新規事業開発をキャリアとして志したきっかけは大学での恩師との出会いでした。入試の試験監督が、関西弁の気さくな方で妙に記憶に残ったのですが、入学直後のクラス担当教授として早々に再会することとなったのです。

「この先生面白いな、専門は何だろう」

それが、ベンチャー企業や大企業の新規事業戦略でした。そして、事業で社会変革する「企業家精神」「イノベーション」というワードが、大学生にもなって私の厨二心をくすぐりました。その後、恩師のゼミで学び、その後の就職や転職で悩みながらも、20代の目標を「自分で納得のいく新規事業をつくること」として邁進しました。

アイデアは実現して意味があり、継続して価値がある

私はこの20代で、新規事業において重要なことを2つ学びました。

一つは、「アイデアは、実現してはじめて意味がある」ということです。新社会人のとき、起業を念頭にどのような新規事業に取り組むか、「アイデア100本ノック」と称して、仕事終わりに毎日ビジネスアイデアを考えていました。この経験自体は今にも生きており、様々な壁にぶつかってきた今だからこそ、厨二心を持ち続けることが尊いとも実感しています。とはいえ、結局アイデアのいずれかを実現するために動いたのは3年後でした。実現の方法がわからなかった、挑戦が不安だった・・・、色々な理由がありましたが、どんなに高尚なアイデアでも、実現しなければ誰にも喜んでもらえることはない。敢えて厳しい表現をすれば、アイデアは実現実行しなければ何の意味もないのです。

もう一つは、「実現したアイデアは、継続してはじめて価値がある」ということです。とあるスタートアップに所属していたとき、複数の新規事業やサービスをつくり、20代の目標を達成しました。それらの事業における初めてのお客様は、サービスの価値にご納得いただいただけでなく、私が新規事業で成し遂げたい思いにも共感いただきました。・・・ですが、この所属していたスタートアップは、様々な理由によって解散を余儀なくされました。今でも、個人的にお客様へ謝りに伺った場面が記憶に残っています。「その新規事業が投資を回収できるか」という視点と同義ではあるものの、私にとってはそれ以上に、めざす未来に共感いただいたお客様の期待に応えられなかったことが、何よりも悲しかったです。

あなたの思いを実現するための、新期事業への不安やハードルを下げる

以前、SOCIAL JAM SESSIONでは新規事業「支援」をしたくないとお話しました。新規事業開発のプロセスにおける「失敗」も重要な経験であり、新規事業の実現に不可欠だと考えているからです。

ですが、そもそも新規事業のアイデアを企画・実現し、継続するためのプロセスは難しく、必ず成功する型も存在しません。そんな中で失敗を繰り返しリスクをとって挑戦しなければいけない。そのスキルを有しリスクを取れる人だけが新規事業開発の適性がある・・・のだとしたら、誰が好き好んで新規事業に取り組むのでしょうか?

私は、誰しもが社会に対して、あるいは目の前の誰かに対して「こうしたい」「こうしてあげたい」という思いを、大なり小なり抱いていると思っています。もし、私が経験した失敗や後悔が、あなたの思いを実現するうえでの不安やハードルと重なっているのであれば、それを解消したいのです。私と同じ経験をすることなく、新規事業企画の実現や継続を成し遂げていただきたいのです。

「新規事業に挑戦するのはリスクがあって怖い」のであれば、そのリスクを軽減したりマネジメントすることはできます。「アイデアをどう実現すればいいのかわからない」のであれば、アイデアのブラッシュアップや、まずやるべきことや確認すべきことを整理することはできます。「実現したアイデアをどう社会に広げていけばいいかわからない」のであれば、広め方やお金のいただき方(誰に感謝されるべきサービスか)を一緒に悩み挑戦することはできます。

新規事業開発は、所詮それを実現するための手段にすぎません。だからこそ、あなたに実現したい思いがあるのであれば、その手段を増やせるように貢献したいと考えています。

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