副業で「ありたい自分」を実現する

こんにちは、SOCIAL JAM SESSIONの山本です。
私は新規事業開発をキャリアの中心としているので、しばしば「仕事に情熱を持っている人物」と評されることがあります。その点を否定する意味もメリットもないのですが笑、私にとって仕事は「何かを達成すること」よりも、実は「ありたい姿を実現すること」の手段という要素の方が強いです。そして、副業や個人事業主だからこそ、それを実現しやすいと考えています。今回はそう考えるに至った経緯をお話させていただきます。

私の人生で最も幸せに感じたこと、悲しみに暮れたこと

以前、私が「自分で納得のいく新規事業をつくること」を20代の目標として仕事に向き合っていたことをお話しました。

結果としてこの目標は達成され、私は自分の仕事に誇りを持つことができました。最初のお客様にご利用いただいたときのことを今でも覚えていますし、今でも深く感謝しています。反面、そのとき所属した会社はしばらくして解散することになりました。解散を伝えられたときは、まさにハンマーで頭を殴られたようなショックでした。

私の「仕事人生」において幸せに感じたことや悲しかったことを挙げるならば、間違いなくこの事業創出と会社の解散は上位に位置してきます。ですが、私の「人生」においてと考えるならば、話は少し変わります。

私の人生においての最大の幸せは、事業創出と同じ年、子どもが生まれた瞬間でした(実は会社解散の1ヶ月前でした)。そして、子どもが今までできなかった何かをできるようになり、嬉しそうにしている姿を見るのが、何より幸せです。

私の人生においての最大の悲しみは、大切な親友を永遠に失ったことでした。訃報を受けた瞬間、涙と嗚咽が訳も分からず止めどなく漏れ続けました。そして、4ヶ月前を向くことができませんでした。この話は、またの機会に改めて。

幸せや不幸という感情は、「最大風速」のようなものです。人によって、「やっぱり仕事が一番」も含めて、どのようなときに突風が吹くかは異なります。ただ、必ずしも何かを頑張り続けて目標を達成したから「幸せになる」、できなかったから「不幸になる」というわけではないことを申し上げたかったです。

「ミッション」よりも上に「ビジョン」を置く仕事

MVVという言葉を聞いたことはありますでしょうか?「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の略で、「なすべき使命」「あるべき姿」「やるべきこと」の意です。このMVVは重要性も含めてこの順番通りに考えることがセオリーと言われています。

ただ、それはあくまでも「会社」の視点だと私は思っています。人は「会社」ではないのです。もちろん、使命感に人生を賭ける方は素晴らしく、私も憧れます。ですが、「ミッション」を達成することは幸せに必ずしもつながらない。むしろ、それを目指している状態に、やりがいや「生きている」ことを実感できるのではと思っています。

実は私のプロフィールでも、「ミッション」より上に「ライフビジョン」を置いていますし、「ジャムセッションする生き方」を屋号にも反映しています。

お客様に対してどのような価値を提供するかが重要であることに変わりはありませんが、「ありたい姿」をより大事にする仕事ができるのは、自分の意思を反映しやすい副業や個人事業主だからこその良さなのではないかと思っています。そして、「ありたい姿」を示すことでファンを増やすような仕事は、十分成立すると考えています。

もし共感いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度あなたの望む生き方を伺ってみたいです。

シェアしてもらえるとうれしいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!