人生事業30カ年計画

こんにちは、SOCIAL JAM SESSIONの山本です。
最近、仕事終わりにジャズライブを聴きに行きます。半分勉強のつもりではあるもの、ライブ中は全てのことを忘れてリラックスし楽しめ、帰るときにはとてもスッキリした開放感を味わえるのが心地よいです。今回は、そんなジャズライブから思うことを少々。

エネルギッシュな若さ、円熟なベテラン

私はフルアコ(主にジャズギターで使われるギターの種類)のメロウな音が好きで、下手な自分が弾いたとしても癒されるのでずっと練習できるのですが、当然ながらプレイヤーによって弾き方は様々です。

私よりも若いプロギタリストの方だと、まさに勢いがあってエネルギッシュで、ドラムやベースも同年代の方同士であれば、ついつい体が動くテンションの上がる演奏を楽しめます。

これが永年プロとして経験を積み上げられてきたギタリストの方であれば、余裕なプレイスタイルで渋いアドリブを弾き、ほど良い余韻と安心感が会場を包みます。

どちらが良いかは好みの話であり、そのときの気分によっても変わりますが、私個人の意見としては、ベテランの方の演奏は「人生」を弾いてらっしゃるなと、全くもって偉そうな感想を抱きながら演奏に浸っています。

ビジネスはエネルギッシュさがフォーカスされがちだけど

一方、ビジネスにおいては「若さ」「エネルギー」「体力」が評価されることが多いです。年配の方であっても、ガハハと笑いながら、頭を高速回転させつつ無尽蔵の体力で暴走機関車のごとく突き進む経営者やビジネスリーダーの方をよくお見かけします。本当、化け物ですよね・・・笑。

新規事業においても、一番大事なのはスピードだと思っています。夢中に取り組むから、かけられるコストが限られているので失敗しても立て直せるようにPDCAを回すから、サービスによっては時代の変化が早くキャッチアップが必要だから・・・。精神論かもしれませんが、元気や前向きさは新規事業をつくるには必要だと考えます(常にポジティブでいなければいけない、というわけではありません)。

ただ、もちろんお金も時間も有限であることに変わりはありませんが、スタートアップのようにIPOなどのEXITを目指したり、市場を寡占したいという思惑でなければ、「そんなに生き急がなくても・・・」とも感じるわけです。急がなくても、充実した人生やビジネスは作れるのではないかと。

30年かけて、事業を熟成させる

実は、SOCIAL JAM SESSIONは、私のそのような気持ちも含めて育てていきたいと思っています。この投稿現在は副業として取り組んでいますが、いつか定年を迎えたとしてもずっと続けられる事業にしていきたい。ただ同じことを繰り返すのではなく、これからも色々な人生の経験を積み、変化し、今の自分が想像もしていない事業に熟成させてみたい(私にとって、自分の想像を超えるような変化が人生の楽しみだったりします)。

ジャズギターもそれに近い考えで半年前から趣味として、気づけば楽しく練習しています。30年後、プロになりたいなどの意思は最初から全然ないのですが、セッションで笑顔で弾いている自分が存在していたら嬉しいなと妄想しています。

人生の楽しみをこれから先も残していきたい、そんな気持ちでつくる新規事業に挑戦していきます。

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